研究課題/領域番号 |
17K09389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
田中 守 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (80617861)
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研究分担者 |
片岡 洋望 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40381785)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | PARP阻害剤 / MGMT / TMZ / MSI / TMZ / MGMT / MSI / テモゾロミド / Mismatch repair(MMR) |
研究成果の概要 |
PARP阻害剤は合成致死性により細胞死を誘導する薬剤で「優れた腫瘍選択性」,「低い毒性」から次世代の抗腫瘍薬として注目されているが,その単剤での効果は十分とはいえず,より効果的な治療法の検討が必要と考える.我々はテモゾロミド(TMZ)がPARP阻害剤の併用薬の候補であり,その相乗効果を報告してきた.また,TMZ単剤においては,MGMTの発現,MSIによる感受性の影響が報告されている.本研究では大腸癌における,PARP阻害剤,TMZ感受性の関連遺伝子について詳細に解析を進めるた.また臨床検体を用いた関連遺伝子の発現・変異の解析により,PARP阻害剤,TMZの大腸癌への個別化治療の確立を目指した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TMZの抗腫瘍作用,さらにPARP阻害剤による増感作用に.また,臨床検体を用い大腸癌組織におけるMGMT修復,ミスマッチ修復の意義について検討することはPARP阻害剤による消化器癌治療を臨床応用するための重要な研究であると考える.
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