研究課題/領域番号 |
17K09499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
渡邊 敦之 岡山大学, 大学病院, 講師 (50766441)
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研究分担者 |
森田 宏 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50322227)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 致死性不整脈 / スコアリング / 成人先天性心疾患 / 予後予測 / スコアリング化 / 不整脈 / MACE / 心電図指標 / 経皮的カテーテル心筋焼灼術 / 予後 / 先天性心疾患 / 心臓突然死 / 心不全 / 心血管イベント |
研究成果の概要 |
基礎心疾患を有する症例での心電図学的な予後予測因子を調査した。複数の因子を組み合わせてスコアリング化することで、より正確なシステム構築の研究を行った。肥大型心筋症やブルガダ症候群においては、特に分裂QRS電位や症状が重要であり、ACHD症例においても応用が可能であった。しかし、ACHD症例においては、疾患の多様性が多く、従来の指標を用いるだけでは予測が困難であることが判明した。ACHD症例のスコアリングについては、侵襲的な指標の定量化を含めることが必要であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心電図指標には様々なものがあるが、どの因子が予後を規定するかは不明である。今回の研究ではどの指標が重要で、何を注意して経過観察を行うべきかが明らかになった。特に基礎心疾患を有する症例について、心電図指標のみならず心室性期外収縮の形態によっても危険度を予測することが可能になった。これらの指標を注意深く観察することで若年者の突然死を予防することができれば社旗的意義は非常に高いといえる。
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