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Fabry病の新規αガラクトシダーゼ遺伝子変異による酵素の生体内動態に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K09514
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

樋口 公嗣  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (90448580)

研究分担者 吉満 誠  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (70404530)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードファブリー病 / Fabry病 / 循環器
研究成果の概要

血漿中酵素活性は正常で、白血球中酵素活性は低下しているファブリー病症例で、α-gal A遺伝子変異はミスセンス変異であった。この変異をレンチウイルスベクターを用いて、HeLa細胞で過剰発現させ、培養上清中ではα-gal A酵素活性が上昇したが、白血球中つまり細胞内の酵素活性は上昇せず、臨床上の事象を再現することができた。この変異は、アミノ酸は中性から酸性アミノ酸へ置換されている。このアミノ酸置換が塩基性アミノ酸に置換された場合では同様の事象は認めず、この変異とは異なる酸性アミノ酸への変異では同様の現象が確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ファブリー病の原因となるαガラクトシダーゼ酵素活性の低下は、αガラクトシダーゼ酵素の遺伝的変異によっておこることが知られている。本症例で認められたαガラクトシダーゼ酵素の遺伝子変異では、血漿酵素活性は正常であるが、白血球中の酵素活性が低下していることが分かった。αガラクトシダーゼ酵素の生体内動態を解明することにより、この酵素活性の乖離が説明できれば、病態解明や新規治療法の開発につながることが予想される。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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