研究課題/領域番号 |
17K09523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 熊本大学 (2020-2021) 杏林大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
松下 健一 熊本大学, 病院, 特任教授 (10317133)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 循環器 / 心不全 / 左室駆出分画 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
左室収縮能保持性心不全を含む急性心不全のデータ解析を中心に研究を遂行した。心エコー指標と心不全の病態との関連、慢性腎臓病併存の有無による心不全治療薬の効果の差異、高齢者の左室収縮能保持性心不全の臨床的特徴等の臨床的に意義ある結果が得られ、報告を重ねた。また、間葉系幹細胞による左室収縮能保持性心不全の新規治療の可能性、および急性心不全に対する間葉系幹細胞の治療応用に関与する可能性のあるmicro RNAsについても纏め、報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
左室収縮能保持性心不全の臨床像の解明を進めた本研究の成果は、未だ不明な点が多い左室収縮能保持性心不全に対する今後のさらなる病態解明・新規治療法開発において高い学術的意義を有すると考えられた。さらに、心不全パンデミックの抑制が喫緊の課題である現代の高齢化社会において、高齢者の心不全の多くを占める左室収縮能保持性心不全に対する研究の進歩という観点から、本研究の成果は大きな社会的意義を有すると考えられた。
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