研究課題/領域番号 |
17K09536
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
山田 亮太郎 川崎医科大学, 医学部, 講師 (70388974)
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研究分担者 |
根石 陽二 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80319946)
久米 輝善 川崎医科大学, 医学部, 講師 (60341088)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 心筋架橋 / 粥状動脈硬化症 / 不安定プラーク / 石灰化病変 / Myocardial bridge / OCT |
研究成果の概要 |
心筋架橋(MB)は、冠動脈が一部心筋組織で被覆されている解剖学的亜型である。本研究ではLADに有意狭窄を認めない70例を対象として光干渉断層法(OCT)の観察を行った。MBは47例(67.1%)で認めた。LADにMBを有する例ではMB部と比較してMB近位部でプラーク量並びにプラーク不安定性や石灰化病変が高率であった。LAD遠位部では非MB例で有意にプラーク量や不安定性が高い一方で、LAD近位部ではMBの有無に関わらずプラークの性状に差を認めないことが実証された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MBを有する例ではOCTを用いることでプラークの不安定性や石灰化病変を有する割合がMB内よりMB近位部で高率であり、慎重なフォローが必要であること実証された。
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