研究課題/領域番号 |
17K09547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
片岡 有 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (70463271)
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研究分担者 |
小倉 正恒 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (30532486)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 脂質代謝 / 家族性高コレステロール血症 / PCSK9 / 冠動脈疾患 / 診断法 / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
FH診断におけるPCSK9サブタイプの意義を検証した。mature型PCSK9はFHの存在に寄与する独立した因子であった。PCSK9サブタイプと動脈硬化症の関係についても解析を行なった。Mature PCSK9は、プラーク容積率と有意に正の相関を示した (r=0.68, p=0.009)。また、furin-cleaved PCSK9も、プラーク内脂質成分と関係していた (r=0.92, p<0.01)。最後に、PCSK9サブタイプによる心血管イベント予測能を調査した。Furin-cleaved PCSK9高値は、冠動脈イベント発生を予測しえた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族性高コレステロール血証症例において、コレステロール代謝に関係したプロテアーゼ PCSK9を測定することにより、FH診断に有用であること、心臓病の原因となる動脈硬化症形成に関係すること、将来の心事故予測が可能であることを確認しえた。
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