研究課題/領域番号 |
17K09580
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
久留 一郎 鳥取大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60211504)
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研究分担者 |
白吉 安昭 鳥取大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90249946)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | iPS cell / biological pacemaker / progenitor / isl1 / HCN4 / pacemaker cell / iPS / human / ペースメーカ幹細胞 / iPS細胞 / 刺激伝導系細胞 / ヒトiPS細胞 / ペースメーカ / 幹細胞 |
研究成果の概要 |
機械式ペースメーカ(PM)の欠点を補うiPS細胞からなる生物学的PMは終末分化しているために、ヒトの心臓を駆動するのに十分な細胞を得られない。そこで増殖可能なPM前駆細胞を樹立することを目的に研究を行った。分化誘導後14日までのHCN4-GFP陽性細胞集団に多分化能を有するPM前駆細胞が存在する。PM前駆細胞の標識であるIsl1もこの細胞群に発現し、HCN4-GFP/Isl-mCherry二重陽性細胞をPM前駆細胞として選別採取することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は機械式ペースメーカに代わる生物学的ペースメーカを十分に供給できる前駆細胞を樹立することを目的として行われ、HCN4-GFP/Isl-mCherry を前駆細胞として樹立できた。本細胞は増殖能力を示し、かつペースメーカ細胞を含む多分化能を有する前駆細胞である。本細胞により、国産生物学的ペースメーカを開発でき、海外特許の機械式ペースメーカに依存しているわが国の医療経済に及ぼすインパクトは計り知れない。
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