研究課題/領域番号 |
17K09619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
大塚 満雄 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (10398323)
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研究分担者 |
高橋 弘毅 札幌医科大学, 医学部, 教授 (60231396)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 特発性肺線維症 / SP-A / 抗線維化薬 / サーファクタント蛋白質A / ニンテダニブ / ピルフェニドン / サーファクタント蛋白質 / 内科 |
研究成果の概要 |
IPF患者において血清SP-A、SP-D、KL-6が抗線維化薬の治療効果の指標となるか明らかにする。対象患者は93例で、6か月以上治療を継続していたのは49例であり、ピルフェニドンが23例、ニンテダニブが26例であった。そのうち、悪化群が17例、安定群が32例であった。安定群では、悪化群と比較して治療開始3、6ヶ月後の血清SP-A、KL-6は有意に低下していた。またSP-AとSP-Dの変化量は%FVCと%DLCOの変化量と有意に相関していた。血清SP-Aは抗線維化薬の治療効果を反映していた。血清SP-Aは抗線維化薬の治療効果を予測する指標となる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、間質性肺炎の血清バイオマーカーであるSP-Aが、抗線維化薬の効果予測バイオマーカーになりうることが明らかとなった。実臨床で測定可能であるので臨床応用可能である。
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