研究課題/領域番号 |
17K09637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所) |
研究代表者 |
立花 直子 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所), 睡眠医学研究部, 部長 (10291501)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 睡眠医学 / 睡眠時無呼吸症候群 / 経鼻的持続陽圧呼吸療法 / CPAPアドヒアランス / CPAPマスク / 睡眠技士 / 不眠 / 睡眠 / 持続陽圧呼吸療法 |
研究成果の概要 |
経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法を受けている閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者のうちアドヒアランス良好(ほぼ毎晩平均4時間以上使用)な患者を抽出し、協力の得られた17名(男性16、女性1、61.3±8.6歳)に対して、主観的な睡眠データと客観的な睡眠および覚醒レベルのデータとを収集した。高アドヒアランス患者の使用満足度をさらに上げるための一定の方策はなく、個別対応が重要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CPAP治療の目的は、「眠気を減らしてQOLを上げ、かつ将来の血管イベントを防ぐ」ところにあるが、患者ごとに前者(毎日の生活に直結し、実感できる効果)と後者(長期的な効果で感じ取りにくい)のいずれに重きをおいているかが違っており、治療効果を最大化するためには、フォロー時の指導を患者ごとに工夫していく必要がある。その際にCPAPマスクやホースを適切に使用し、日常の手入れ方法をそれぞれの患者に合った形で提示すること、外付けないしは内蔵加湿器を抵抗なく使用できるためのノウハウを提供していくことが特に重要であることがわかった。
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