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癌幹細胞性を有する肺癌循環腫瘍細胞解析による分子標的薬耐性克服治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K09651
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

長谷 哲成  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (30621635)

研究分担者 佐藤 光夫  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (70467281)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード循環腫瘍細胞
研究成果の概要

本研究では、難治性がんである肺がん患者の末梢血から循環腫瘍細胞の捕捉を行い、分子標的薬の耐性の原因を探るための遺伝子解析を行った。まず、肺がんの細胞株を用いて、循環腫瘍細胞の捕捉や遺伝子解析を行えることを確認した。その後、実際に分子標的薬に耐性になった肺がん患者の血液から、循環腫瘍細胞を分離し、遺伝子解析を行った。その結果、分子標的薬の耐性に関わる遺伝子変異を見つけることが可能であった。現在、多くの肺がん患者の協力の下、臨床試験として解析を進めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で行った循環腫瘍細胞解析は、末梢血からその細胞を分離するため、採取が容易である。肺がん分子標的薬の耐性機序の解析は、これまでに腫瘍組織からの解析で行われていたが、血液から解析が可能になることで、患者への負担は軽減される。また、循環腫瘍細胞の発現解析が可能になれば、新たな耐性機序の解明ができると考えられる。それにより新たな耐性克服治療開発の発展が期待でき、患者に最適な治療を提供できると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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