研究課題/領域番号 |
17K09660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
隈元 朋洋 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (20622517)
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研究分担者 |
関 直彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50345013)
水野 圭子 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 助教 (50531414)
上川路 和人 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80633396)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 治療抵抗性 / 小細胞肺癌 / マイクロRNA / DONSON / 肺癌 / microRNA / 次世代シーケンサー / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
化学療法または化学放射線療法後に治療抵抗性を獲得した小細胞肺癌に対する治療効果は限定的である。小細胞肺癌に対して有効性が証明されている分子標的薬剤は現時点で存在しない。そのため、小細胞肺癌に対する治療において、治療抵抗性の克服は非常に大きな課題である。 今回我々は剖検検体を用いて、治療抵抗性に至った小細胞肺癌のマイクロRNA発現プロファイルを作成した。マイクロRNAを起点とした解析から、miR-30a-3pおよびその標的遺伝子であるDONSONは、治療抵抗性に至った小細胞肺癌の病勢において重要な役割を担っていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
化学療法または化学放射線療法後に治療抵抗性を獲得した小細胞肺癌に対する治療効果は限定的である。小細胞肺癌に対して有効性が証明され、適応がある分子標的薬剤は存在しない。本研究では、小細胞肺癌の剖検検体から、治療抵抗性に至った小細胞肺癌のマイクロRNA発現プロファイルを作成し、マイクロRNAを起点とした解析を行った。同様の研究を継続していくことにより、治療抵抗性に至った小細胞肺癌について、新規の治療標的が明らかになることが期待される。
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