研究課題/領域番号 |
17K09715
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
勝又 康弘 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (60349719)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 膜性腎症 / 内科 / 免疫学 / 腎臓学 |
研究成果の概要 |
本研究では、特発性膜性腎症の病態における、膜型ホスホリパーゼA2受容体(PLA2R)および抗PLA2R抗体の役割について、ヒトポドサイト細胞株を用いて明らかにすることを目的とした。主な成果として、PLA2Rの安定形質発現ヒトポドサイト細胞株の作製した。特発性膜性腎症の病態研究において高いインパクトがあると考えられる。 また、PLA2Rの安定形質発現株を作製し、同細胞を用いたウェスタンブロットとCell ELISAを開発し、日本人特発性膜性腎症においても、約50%の陽性率があること、また病勢評価や治療反応性予測に資するバイオマーカーであることなどを論文報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の主な成果は、PLA2Rの安定形質発現ヒトポドサイト細胞株の作製である。PLA2Rの安定形質発現ヒトポドサイト細胞株については、国内外において従来報告がなく、特発性膜性腎症の病態研究においても高いインパクトがあると考えられる。今後は、このPLA2Rの安定形質発現ヒトポドサイト細胞株を用いて、様々な基礎的研究が行われることが期待される。
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