研究課題/領域番号 |
17K09739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
山田 宗治 東京医科大学, 医学部, 講師 (10625164)
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研究分担者 |
平井 洋平 関西学院大学, 理工学部, 教授 (00397572)
尾田 高志 東京医科大学, 医学部, 教授 (90531187)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 腹膜透析 / エピモルフィン / 腹膜線維化 / epimorphin / 腹膜線維症 |
研究成果の概要 |
本研究は、上皮の形態形成因子であるエピモルフィンが腹膜線維化修復作用および腹膜機能保護作用があるかについて解析を行い、腹膜透析の合併症である腹膜線維化に対する治療ターゲットとしての可能性の有無について検討することを目的とした。クロルヘキシジン腹腔内投与による腹膜線維化モデルの解析および正常ラット線維芽細胞による培養細胞実験からエピモルフィンの腹膜線維化修復および腹膜保護作用がある可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腹膜透析は残腎機能の保持に優れた非常に有用な腎代替療法であるが、長期継続により腹膜機能が低下し血液透析に移行せざるを得ない。本研究によってエピモルフィンが腹膜保護作用を持つ可能性が示され、今後さらに液性因子等の詳細な機序を検討することにより、腹膜線維症に対する早期からの治療介入や腹膜線維化に対する新規治療となる可能性が期待される。
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