研究課題/領域番号 |
17K09759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
佐藤 克也 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (70398147)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 神経変性疾患 / プリオン病 / 異常プリオン蛋白の半定量化 / 臓器 / RT-QuIC法 / 非侵襲組織 / 異常プリオン蛋白を / バイオマーカー / 非侵襲 / 消化管 / 髄液 / 血液 / 各臓器 / 診断 / 蛋白質 / 診断法 |
研究成果の概要 |
プリオン病は致死性急速進行性認知症であり、診断法・治療法は未だ確立されていない。我々はプリオン病患者髄液中の異常プリオン蛋白の検出に世界で初めて成功した。2017年~2021年3月までにこれまでの研究成果を基に3つの研究を基盤に画期的な診断法を確立した。(1)微量の異常プリオン蛋白の半定量化の確立、特にサンプルでの異常プリオン蛋白の半定量化を確立した。(2)保存しているサンプルでの解析と前向き試験を行い、髄液から診断に対する感度・特異度を確立し、半定量も行った。(3)プリオン病患者のサンプルからの異常プリオン蛋白の新規検出法を開発し、その有効性について検討し、成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プリオン病は100%の致死性急速進行性認知症であり、プリオン病の診断法・治療法は未だ確立されていない。我々はプリオン病患者髄液中の超微量の異常プリオン蛋白の検出に世界で初めて成功した。本研究は世界に先んじて血液を含んだ非中枢神経の臓器からのプリオン病の革新的かつ非侵襲的な診断を試みた。プリオン病患者のサンプル(血清・各種臓器)からの異常プリオン蛋白の新規検出法を開発し、その有効性について検討を行った。特に非侵襲性組織からプリオン活性の検出法に成功し、プリオン病の治験の実施が可能になれば実験計画の達成への期待が高まる。
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