研究課題/領域番号 |
17K09776
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
河内 泉 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40432083)
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研究分担者 |
豊島 靖子 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (20334675)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 視神経脊髄炎 / 多発性硬化症 / アストロサイト / 自然免疫 / マクロファージ |
研究成果の概要 |
視神経脊髄炎 (NMO) は「アクアポリン4 (AQP4) 抗体による自己免疫」と, その結果起こる「グリア変性・神経変性」を特徴とする中枢神経系自己免疫疾患である. NMOの早期病変には, 顆粒球, インターロイキン17産生T細胞, 組織在住自然リンパ球, マクロファージが浸潤することで, 血液脳関門を破壊し, その結果, AQP4抗体と補体が中枢神経を傷害する可能性を見出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視神経脊髄炎はアクアポリン4自己抗体と補体が関連する中枢神経系自己免疫疾患であり, 本邦に多い指定難病の一つである. 早期病変にTH17/TC17をはじめとした新たな炎症向性リンパ球・顆粒球と炎症向性マクロファージ・ミクログリアを新たに見出した. 同細胞を抑制する分子標的治療の開発に向けた病態基盤の一部を確立したという点で意義があると考えられる.
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