研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、重症筋無力症(MG)クリーゼの現状把握と、クリーゼ発症のメカニズムの解明である。第一に各種パラメーターとクリーゼ発症との関連を検討した。全身型MGをクリーゼのある群とない群とに分けた。AChR抗体、MuSK抗体陽性率はクリーゼ群で高かった。早期速効性治療の実施率はクリーゼ群で低かった。第二にクリーゼのリスクファクターの同定を行った。論文のメタアナリシスを行い、球症状、クリーゼの既往、疾患の重症度、肺活量の低下がリスクファクターとしてあがった。第三にメッセンジャーRNAの網羅的解析をおこなう予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で研究が打撃を受け解析できなかった。
重症筋無力症のクリーゼの病態を解明することは神経筋組織に対する自己免疫疾患である重症筋無力症の重症化を予知することに繋がる。また、クリーゼに陥らないようにすることにより、患者の社会的生産性の低下を防止することも可能となる。
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