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オートファジーと神経原線維変化:顆粒空胞変性とシアル化への注目

研究課題

研究課題/領域番号 17K09790
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関群馬大学

研究代表者

山崎 恒夫  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80200658)

研究分担者 池田 佳生  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00282400)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードアルツハイマー病 / 変性神経突起 / オートファジー / 顆粒空胞変性 / 神経原線維変化 / 脳神経疾患 / 認知症
研究成果の概要

アルツハイマー病は脳内のアミロイドβ蛋白(Aβ)の沈着が端緒となり,神経細胞内でのタウの沈着,神経細胞死へ繋がることが発症の要因とされている。しかし,Aβ沈着がタウ沈着を誘発するメカニズムは不明である。本研究はこれらの蛋白沈着に共通する構造物を形態学的に同定することを目的とした。自らの過去の研究から,両蛋白の沈着にはオートファゴソームの関与が疑われたことから,アルツハイマー病患者の脳切片を初期のオートファジー関連蛋白であるATG9Aを認識する抗体で免疫染色を行った。その結果,Aβ沈着周囲に出現する変性神経突起が,両蛋白の沈着に関与している可能性が判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルツハイマー病の発症メカニズムの解明は治療法の開発のために必要だが,未だ不明の部分も多い。特にアミロイドカスケードセオリーにおける,アミロイドβ蛋白とタウ蛋白沈着の関連解明は重要な課題と考えられる。本研究は両蛋白沈着の初期の共通構造物をオートファゴソームに求め,その結果神経変性突起の関与の可能性を指摘することができた。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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