研究課題/領域番号 |
17K09834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
安西 慶三 佐賀大学, 医学部, 教授 (60258556)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ウイルス糖尿病 / 遺伝子変異 / インスリン分泌能 / 2型糖尿病 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / TYK2プロモーター / 遺伝子多型 / NASH / NAFLD / 1型糖尿病 / 内科 / 糖尿病 / トランスレーショナルリサーチ / 免疫学 |
研究成果の概要 |
TYK2遺伝子は、ウイルス感染に応答する宿主の免疫機構を構成し、TYK2の遺伝子変異はインスリン依存性糖尿病の発症と関連する。本研究ではTYK2プロモーター領域の変異(TYK2PV)と2型糖尿病やNAFLDの病態、インスリン分泌能との関連を2型糖尿病患者及びNAFLD患者を対象に検討し、TYK2PVはインスリン分泌能低下との関連を認めた。またNAFLDにおいて、インスリン分泌能低下は肝線維化進展のリスク因子であった。2型糖尿病やNAFLDにおいて、TYK2遺伝子変異がインスリン分泌能や病態に関与しており、潜在的なウイルス感染と関連して病態に影響を与えていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TYK2プロモーター領域変異が2型糖尿病やNAFLDのインスリン分泌能と関連していることが明らかとなり、背景に不顕性のウイルス感染によるβ細胞障害が存在する可能性が示唆された。今後ワクチン療法の確立などによる公衆衛生的な側面から、両病態の発症や増悪の予防が期待される。
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