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膵α細胞特異的オートファジー不全マウスの作製とその機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K09848
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関順天堂大学

研究代表者

後藤 広昌  順天堂大学, 医学部, 准教授 (90622746)

研究分担者 綿田 裕孝  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60343480)
宮塚 健  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60622363)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードα細胞 / オートファジー / グルカゴン / Atg7 / p62 / グルカゴン分泌 / オートファジー不全 / 膵α細胞 / 糖尿病
研究成果の概要

タンパク質分解経路の1つであるオートファジーは様々な組織の恒常性維持に不可欠であることが報告されている。最近、膵α細胞からのグルカゴン分泌異常が糖尿病の病態を修飾することが明らかとなってきたが、膵α細胞においてオートファジー機構がどのような役割を果たしているのか未解明である。
そこで膵α細胞特異的にオートファジー不全を誘導する遺伝子改変マウス(αAtg7KOマウス)を作製したところ、 αAtg7KOマウスの膵島の一部ではα細胞の多層化を伴う過形成を認め、膵島の形態異常が起きることが明らかとなった。このことはオートファジー機構がα細胞の形態維持に不可欠であることを示している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

タンパク質分解経路の1つであるオートファジーは免疫応答、発癌抑制といった病態において重要な役割を果たすことが知られている。最近、膵α細胞からのグルカゴン分泌異常が糖尿病の病態を修飾することが明らかとなってきたが、膵α細胞においてオートファジー機構がどのような役割を果たしているのか未解明である。
そこで膵α細胞特異的にオートファジー不全を誘導する遺伝子改変マウスを作製した結果、 同マウスの膵島の一部ではα細胞の過形成を認め、膵島の形態異常が起きることが明らかとなった。このことはオートファジー機構がα細胞の恒常性維持に不可欠であることを示している。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [国際共同研究] Univ. of Pittsburgh School of Medicine(米国)

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] Cellular autophagy in α cells plays a role in the maintenance of islet architecture2019

    • 著者名/発表者名
      Himuro Miwa、Miyatsuka Takeshi、Suzuki Luka、Miura Masaki、Katahira Takehiro、Goto Hiromasa、Nishida Yuya、Sasaki Shugo、Koike Masato、Shiota Chiyo、Gittes George K、Fujitani Yoshio、Watada Hirotaka
    • 雑誌名

      Journal of the Endocrine Society

      巻: 3 ページ: 1979-92

    • DOI

      10.1210/js.2019-00075

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-02-21  

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