研究課題/領域番号 |
17K09886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
今村 美菜子 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00596124)
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研究分担者 |
前田 士郎 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50314159)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 2型糖尿病 / ゲノム創薬 |
研究成果の概要 |
ゲノムワイド関連解析(GWAS)によりこれまでに200以上の2型糖尿病の疾患感受性遺伝子領域が同定されている。我々はGWASの成果を応用した新しいゲノム創薬手法により複数の2型糖尿病に対する新規の治療薬候補を同定した。本研究ではその一つであるKIF11阻害剤の血糖改善効果を2型糖尿病モデルマウスを用いて評価した。KIF11阻害薬は肥満2型糖尿病モデルマウスの耐糖能障害を改善し、その機序は肝臓でのインスリン抵抗性改善であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年のゲノム解析技術の進歩により、これまでに多くの2型糖尿病をはじめとする生活習慣病の疾患感受性遺伝子領域が同定されてきた。しかしながら、これらの成果の臨床への還元は十分に達成されておらず、ヒトゲノム研究成果の効率的な臨床応用手法の開発が現在の課題のひとつとなっている。本研究では新しいゲノム創薬手法により同定された新規候補治療薬の効果を in vivo 実験系で検証し得たことから、この創薬手法が有用であり、ゲノム研究成果の効率的な臨床応用に貢献しうることを示した。
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