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活性阻害型抗PAD4抗体を用いた関節リウマチおよび間質性肺炎抑制メカニズムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K09982
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

金澤 智  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90347401)

研究分担者 三浦 陽子  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (60563517)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード関節リウマチ / PAD4 / 間質性肺炎
研究成果の概要

関節リウマチ(RA)、間質性肺炎(IP)において、シトルリン化自己ペプチドに対する抗体産生が発症および病態進行に関与する可能性がある。シトルリン化活性を持つPAD4の構造解析データを基に活性領域阻害抗体を作成した。得られた抗体の塩基配列から組換え技術を用いヒト化抗体化等に成功している。本抗体がモデル動物において関節炎抑制効果を持つことを明らかにした(特許共同出願済み)。1)関節炎およびIP時、シトルリン化自己ペプチドは両病態に共通性があるのか否か、2)本抗体により間質性肺炎発症を抑制できるかを明らかにする。RAからIP発症へ至る過程に、シトルリン化がどの様に関与するのかを明らかにする。

研究成果の学術的意義や社会的意義

D1CCマウスを用いた研究から、protein arginine deiminase 4 (PAD4)は関節炎症時、パンヌスに浸潤する好中球において発現していることが分かった。またD1CC、D1CC/D1BC マウスにおける間質性肺炎(IP、組織学的には肺線維症を伴うNSIP、UIP様肺病変を示す)解析においても組織内へ浸潤する好中球でPAD4が高発現していることが分かった。好中球が発現するPAD4はシトルリン化自己ペプチド産生を促し、関節炎からIP病態発症に強く関与することが疑われているが、そのメカニズムはほとんど明らかになっていない。この点を明らかとし、より高い治療法の開発へと結びつける。

報告書

(1件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2025-01-30  

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