研究課題/領域番号 |
17K09988
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
五野 貴久 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00418724)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 間質性肺疾患 / 単球マクロファージ / miRNA / mRNA / 筋炎 / マクロファージ / マイクロアレイ / パスウエイ解析 / miRNA-mRNA統合解析 / 新規バイオマーカー / 検体採取 / 免疫学 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
急速進行性間質性肺炎を呈する筋炎患者の末梢血中単球・マクロファージ系細胞における病態パスウエィをmiRNA-mRAN統合解析により明らかにすることを目的とした。Ingenuity Pathway Analysisにて、単球・マクロファージ系細胞内で活性化している6つの分子を同定した。また、その上流因子に5つの分子が関与していることを同定した。これらの優位な分子に関連したパスウェイは疾患Xを制御する経路と同一であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究にて、はじめて、疾患の病態に関連している免疫細胞である単球・マクロファージの活性化の仕組みが明らかとなった。そのことで、今後、新しい治療法の開発研究に貢献し得るものと思われる。また、この疾患の治療効果をリアルタイムに判定できる基準が、これまで明確になっていなかったが、本研究で同定した分子を測定することでリアルタイムに治療効果を判定し得る可能性がある。今後、日常診療において新しい治療効果判定の開発とその確立を目指していく。
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