研究課題/領域番号 |
17K10037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
大島 信子 藤田医科大学, 国際再生医療センター, 講師 (60387694)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 交差反応性抗体 / インフルエンザウイルス / 交差反応性 / 中和抗体検出法 / 交叉反応性抗体 / 血清検出法 / 検出法 / 中和抗体 |
研究成果の概要 |
本研究では、インフルエンザウイルスの亜型間で交叉反応性を示す血清中の中和抗体を特異的に検出する方法を検討することを目的としており、その検出系をグループ1の亜型ウイルスを対象としてELISAにて構築した。それにより、血清中の交差反応性抗体の検出が可能となり、インフルエンザワクチン接種による交差反応性抗体が誘導され、少なくとも一か月にわたりそのような抗体が血中で維持されることを明らかにした。また、感染経験のないウイルス株に対する交差反応性抗体の検出も可能であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インフルエンザウイルスの連続抗原変異株だけでなく、複数の亜型に対応する交叉反応性ヒト中和抗体の存在が近年報告されている。本研究での血清中の抗体測定法でこのような抗体を検出することにより、インフルエンザウイルスに対する長期にわたる感染予防効果の可能性の有無を血清レベルで判断することが可能である。更に本研究でも示した通り、ワクチンによる交差反応性誘導効果も検証することが可能となり、新規発生する可能性のあるウイルス株も含めて今後のインフルエンザウイルス予防対策の一助となると考えている。
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