研究課題
基盤研究(C)
患者サンプルでMECOM、HOXA11、SMAD6、NOG遺伝子の塩基配列決定を行った。その結果、稀なバリアントを同定したが、その意義はさらなる検討が必要である。臨床情報収集を続け、発表準備中である。ゼブラフィッシュモデルにおいてmorpholinoを用いてmecom遺伝子抑制を用量依存性に表現型の変化が観察された。より詳細な観察のための条件検討を継続している。また、CRISPR/Cas9による遺伝子編集個体でも検討を続けている。
本研究の成果によって、ゼブラフィッシュにおける遺伝子改変モデルの作成と解析が可能となり、遺伝子バリアントの生体への影響がより容易に解析可能となった。MECOMのミスセンス変異や特定の部位を変異させた機能解析はこれまで他の研究グループでも成果が限られており、本研究の結果はMECOMの関連した病態に対して新たな知見を加えるのみならず、正常なMECOM機能の理解を深めるために重要な情報となる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)
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