研究課題/領域番号 |
17K10105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
坂下 一夫 信州大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (10345746)
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研究分担者 |
中沢 洋三 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (60397312)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | PCDH17 / PCDH17 / 白血病幹細胞 / 接着分子 / 若年性骨髄単球性白血病 / 造血環境 / 白血病性幹細胞 |
研究成果の概要 |
本研究ではJMMLの発症あるいは進展に関わる造血微小環境分子(サイトカイン、接着分子、細胞外マトリックス)を明らかにし、多彩な臨床像との関連及び標的とした新規分子標的治療薬の開発を試みることを目標としている。 これまでに接着分子であるプロトカドヘリン(PCDH)17遺伝子が白血病の進展に関わっていることをを報告した。またPCDH17は造血器腫瘍においてがん抑制遺伝子の働きをしていることを見出し、新規分子治療の標的としての可能性を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、腫瘍においては増殖シグナルや腫瘍特異的発現分子を標的とした治療薬の開発がはが盛んに行われている。今回の研究の成果は従来細胞間接着分子として働いていると考えられているPCDH17が細胞増殖に深く関与し、がん抑制遺伝子としての働きがあることをみいだした。このことはPCDH17が新規の分子標的治療薬としての可能性を示したことは学術的に大きな意義があると考えられる。
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