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光干渉断層法を用いた先天性心疾患患者の狭窄性病変に対する組織学的診断法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 17K10145
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

高田 秀実  愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (10363227)

研究分担者 檜垣 高史  愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (60253308)
打田 俊司  愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (10246556)
西村 和久  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (70432789)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード光干渉断層法 / 先天性心疾患 / 肺動脈狭窄 / 肺高血圧症
研究成果の概要

対象患者は7例、研究を施行したのは3例となった。未施行患者が多かった原因は2019年末より発生したCOVID-19の流行により、心臓カテーテル検査自体が制限されたことが要因である。また患者側も不安が強く、検査を可能な限り延期したいという要望が増加したことも原因の1つである。
OCTを施行したのは3例であった。最初の2例については鮮明な画像を得ることができなかった。血管内の赤血球を十分に除去出来なかったことが原因と推測された。3例目では比較的良好な画像を得る事ができた。狭窄のない部分に比して、狭窄部位では1-2mm程度の内膜肥厚が認められた。中膜、外膜に関しては良好な画像を得ることができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

先天性心疾患患者の肺動脈狭窄(術後)では内膜狭窄が進行している可能性が示唆された。しかし有効なデータが得られたのは1例のみであり、本研究のみでは不十分な結果である。目的外の成果ではあるが、OCT検査を冠動脈以外で施行する際の問題点、限界を把握することができた。肺動脈においては赤血球除去が困難であり、これを回避するために工夫が必要であった。
OCTを用いて肺動脈狭窄を評価するためには、赤血球除去を十分に必要がある。組織学的変化を観察には適した方法であり、鮮明な画像が得られれば、有用な検査となりうる。手技が複雑であり、医療経済的にも問題点もあるため、別の検査方法との優位性を常に比較検討する必要があ

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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