研究課題/領域番号 |
17K10152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
粟津 緑 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師(非常勤) (20129315)
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研究分担者 |
飛彈 麻里子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (20276306)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 腎発生 / 母体低栄養 / エピジェネティクス / DNAヒドロキシメチル化 / 酸化ストレス / Tet / Sod3 / マイクロアレイ / 母体手栄養 / ヒドロキシメチル化 / 発生・分化 / 生理学 |
研究成果の概要 |
母体低栄養ラット後腎における全般的DNAヒドロキシメチル化(5hmC化)およびTet酵素(Tet1、2、3)は増加していた。またTetを介し5hmC化を促進するビタミンCとTet阻害薬dimethyloxallyl glycineは共に尿管芽分岐を抑制した。さらに母体低栄養腎で5hmC化が増加している遺伝子としてSod3を同定した。Sod3のmRNA発現は母体低栄養で減少していた。Sod3は慢性腎臓病進展を防ぎ、種々のストレスから間葉系幹細胞を保護することが報告されている。母体低栄養によるネフロン数減少、成獣における腎線維化増悪の機序としてSod3の5hmC化が関与している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
母体低栄養モデルラットにおけるネフロン数減少、および生後の二次侵襲による尿細管壊死、間質線維化の原因としてエピジェネティクス機構の関与が明らかになった。これにより現在問題となっている低出生体重児の増加、その結果としての慢性腎臓病を含む生活習慣病増加に対する予防、治療への対策の可能性が開かれた。
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