研究課題
基盤研究(C)
Lowe症候群は、先天性白内障、精神運動発達遅滞、腎尿細管機能障害を3主徴とし、OCRL遺伝子異常により発症する疾患である。これまで、Lowe症候群の腎機能の解析は小児期に限られており、成人期以降の腎予後に関しては不明な点が多かった。小児期から成人期にかけて、推定糸球体濾過量(eGFR)は年齢とともに直線的に減少し、30-40代で末期腎不全に至る傾向が示された。
Lowe症候群の一般的な生命予後は40代とされ、主な死因は進行性の腎不全と腎不全関連合併症とされていたが、腎予後に関しては小児期のデータに限られており、成人期に関しては不明な点が多かった。今回の研究の結果により、Lowe症候群は成人期の30-40代で末期腎不全に至る傾向が示された。このことから、本邦におけるLowe症候群のより正確な長期予後を含めた臨床像の把握が可能となったと考える。
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