研究課題/領域番号 |
17K10159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
赤尾 見春 日本医科大学, 医学部, 助教 (60350112)
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研究分担者 |
羽山 恵美子 東京女子医科大学, 医学部, 非常勤講師 (00349698)
古谷 喜幸 東京女子医科大学, 医学部, 研究生 (10424673)
勝部 康弘 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20246523)
中西 敏雄 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会(臨床研究施設・研究部門), 榊原記念クリニック, その他 (90120013)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒトiPS細胞 / 肺動脈性肺高血圧症 / 心筋細胞 / 電気生理学 / PAH治療薬 / iPS細胞 / ヒト心筋細胞 / パッチクランプ法 / ヒト / イオンチャネル |
研究成果の概要 |
肺動脈性肺高血圧症(PAH)に対する薬物治療は小児科領域においても盛んに行われるようになったが、薬剤の心臓への影響に関する基礎研究はほとんど行われていない。本研究ではヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いてPAH治療薬の心筋への影響を電気生理学に検討した。作製したヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いて多電極アレイ法、パッチクランプ法の手法を用いてPAH治療薬の影響を電気生理学的に検討した。検討したPAH治療薬は 3つの経路、①エンドセリン経路、②一酸化窒素経路、③プロスタサイクリン経路の薬剤である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全を伴うPAH患者に対するシルデナフィルの効果には運動能力を高めるという従来の報告に異議を唱える報告もある(Redfield et al, JAMA, 2013; Borlaug BA et al, Cir Heart Fail, 2015)。ヒト心筋細胞を用いた申請者らの基礎研究はこれら臨床データを解釈する上で非常に重要な情報をもたらし、さらに使用するPAH治療薬の注意すべき使用量を示すこともでき、臨床に大いなる恩恵をもたらすことができるものと考えている。
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