研究課題/領域番号 |
17K10180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
下野 隆一 香川大学, 医学部, 准教授 (60404521)
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研究分担者 |
藤井 喬之 香川大学, 医学部, 助教 (00746696)
田中 彩 (西村彩) 香川大学, 医学部, 助教 (30459200)
形見 祐人 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (50791224)
加治 建 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任教授 (50315420)
家入 里志 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00363359)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 壊死性腸炎 / 短腸症候群 / 栄養障害 / 腸内細菌叢 / 細胞保護 / Guar Gum / 腸内フローラ / 医療・福祉 / 細胞・組織 / 応用微生物 |
研究成果の概要 |
ラットをsham群と空腸-回腸を70%切除合する群とに分類した。さらにそれぞれに対してGuar Gum (PHGG)を投与する群を作成した。この4群について腸管粘膜障害とGuar Gumによる粘膜障害ついて検討した。結果:短腸症候群ラットを用いても実験にて70%切除した群はsham群と比較して有意に吻合部付近の炎症による粘膜脱落所見 が残存していた。またGuar Gum投与群ではこの炎症所見が有意に軽減した。それに応じて腸内細菌叢の是正と短鎖脂肪酸の増加傾向が見られたため、Guar Gumの抗炎症効果が腸内細菌叢を介しての変化であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究に使用した水溶性食物繊維Guar Gum (PHGG)はすでに市販されており、希少糖と同様に抗炎症作用による細胞保護作用があることが分かった。薬剤ではないため、短腸症候群のみならず、炎症性腸疾患にも応用がしやすいと思われた。
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