研究課題/領域番号 |
17K10208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
欠田 成人 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (00422866)
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研究分担者 |
水谷 仁 三重大学, 医学部, 非常勤講師 (30115737)
山中 恵一 三重大学, 医学系研究科, 教授 (70314135)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 好塩基球 / 薬疹 |
研究成果の概要 |
好塩基球活性化試験(Basophil Activation Test;BAT)の、薬疹や食物アレルギーにおける被疑薬剤・アレルゲン同定に対する有用性の検討を行った。種々の薬疹の臨床型におけるBATの陽性率をDLSTと比較検討した。BATは特にSJS/TENやDIHS等の重症薬疹においてDLST同様高い陽性率を示した。また、DLSTで陽性を示さない薬剤においても好塩基球の活性化を認め、BATの新たな被疑薬剤・アレルゲン同定試験としての有用性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬疹は時に生命に関わるほか、重篤な合併症や後遺症をきたすことがあり、正確な対応、そしてその被疑薬剤の同定が臨床上最重要であるが、現在臨床で用いられている各種被疑薬剤同定法にはそれぞれ一長一短がある。我々の研究結果はDLSTと比し少量の採血で可能な好塩基球活性化試験(BAT)が、薬疹の新たな被疑薬剤同定法としての可能性を示した。今後、BATが薬疹被疑薬同定法として健康保険適応となるべく研究を継続したいと考えている。
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