研究課題/領域番号 |
17K10220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
青山 裕美 川崎医科大学, 医学部, 教授 (90291393)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 皮膚科学 / 皮膚炎 / 発汗障害 / 外用治療 / アトピー性皮膚炎 / 外用剤 / 基礎発汗 / 細菌叢 / アミロイド苔癬 / 痒疹 / バリア障害 / マイクロビオーム / 結節性痒疹 / 発汗異常 / 皮膚細菌叢 / 薬剤性皮膚障害 / ウイルス感染 |
研究成果の概要 |
皮膚のバリア障害は様々な炎症性皮膚疾患の病因であるが、その原因の発汗障害は殆ど注目されていない。我々は新しい発汗機能定量法を確立し、これを用いて炎症性皮膚疾患の病態に発汗障害が関与していることをを明らかにした。発汗障害と関連する疾患として,アミロイド苔癬,痒疹(亜急性,結節性)を解析し報告した。発汗障害を改善させる外用剤を探索した。アトピー性皮膚炎,手湿疹の発汗障害については,現在データ解析中である。研究成果から,これらの疾患が発汗障害を改善することで軽快することが示唆された。今後診療ガイドラインの基礎となるエビデンスの構築が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な炎症性皮膚疾患の発汗障害が確認された。発汗を誘導する治療や生活指導が,これらの疾患の進行を抑制し,改善させることに繋がる可能性がある。アミロイド苔癬,痒疹,コリン性じんましんは,すべてアトピー性皮膚炎に合併する疾患であることからも,アトピー性皮膚炎をめぐる発汗障害が様々な臨床型に変化するきっかけになっている可能性がある。アトピー性皮膚炎の患者数は45万人と推定されているが,生活様式の変化により増加している。これは,汗をかかない生活習慣が一要因ともなっていると考えられる。IM法は発汗障害の早期発見や病態解明として有力なツールになりうる。
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