• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

全身性自己免疫疾患マウスを用いた強皮症発症メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 17K10246
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関高知大学

研究代表者

山本 真有子  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (20423478)

研究分担者 高石 樹朗  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (10303223)
中島 喜美子  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (20403892)
石元 達士  高知大学, 医学部附属病院, 医員 (40750039)
佐野 栄紀  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (80273621)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード強皮症 / トール様受容体7 / トール様受容体 / 免疫学
研究成果の概要

Toll-like receptor(TLR)7シグナル依存性に全身性自己免疫炎症を自然発症するUnc93b1D34Aマウス(D34Aマウス)は加齢とともに自己抗体の産生や脾腫を呈するが、全身性強皮症(SSc)様の皮膚硬化を自然発症することはなかった。また、ブレオマイシン皮下注射による強皮症様皮膚硬化の誘導実験では、D34Aマウスは野生型マウスと同等に皮膚硬化が誘導されたものの、野生型マウスとの間に真皮の厚さ、真皮コラーゲン合成のマーカーであるハイドロキシプロリン濃度に差を認めなかった。さらに、紫外線曝露による皮膚反応についても両群に有意な差は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

核酸認識系受容体のひとつであるTLR7の過剰応答は、全身性エリテマトーデスの病因と考えられている。東大医科研の三宅らの開発したUnc93homologue B1(Unc931B1)にD34A変異を加えることによりTLR7シグナル応答性が亢進するマウス(D34Aマウス)はループス様自己免疫疾患を自然発症する。このマウスにおいては、代表的な自己免疫疾患であるSScが誘導されやすいか検討した。また、D34Aマウスの紫外線曝露後の皮膚反応につき検討した。このように、強皮症の病態あるいは紫外線反応にTLR7シグナルが直接関与するか明らかにすることで、様々な自己免疫疾患の治療戦略のヒントを提供する。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi