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免疫再構築症候群の皮膚病態形成におけるサイトメガロウイルス再活性化に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K10260
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

谷崎 英昭  大阪医科大学, 医学部, 講師 (90586653)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード免疫再構築症候群 / サイトメガロウイルス / サイトカイン / 自然リンパ球 / 重症薬疹 / ウイルス再活性化
研究成果の概要

非特異的な皮疹を呈したGVHD患者におけるヒトヘルペスウイルス群再活性化の関与について検討を行い、免疫再構築症候群時の皮膚病態形成におけるサイトメガロウイルス再活性化を中心に検討を実施した。GVHDの患者皮疹部においてTNFa、IL-6、IL-17が上昇し、その結果M1マクロファージが増殖して炎症反応を増強している基礎データの獲得に成功した。また、マウスGVHDモデルとして異型のマウスに骨髄細胞や脾細胞を投与する骨髄移植後マウスが従来用いられていたが、新規モデルとして体重減少・皮膚症状の出現についても確認する系の確率に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、多くの医師が日常診療において治療に難渋する免疫再構築症候群に注目し、ウイルス再活性化時の病態形成の機序の解明を臨床患者検体とマウスIRSモデルを用いて行ったことを特色とする。様々な免疫状態を引き起こした重症な全身状態を呈する患者に接する可能性が予想される実臨床において、GVHDの患者におけるTNFa、IL-6、IL-17などが治療ターゲットのサイトカインとして明らかとなり、マウスモデルを用いた皮膚病態の解明を継続することで新たな治療戦略の起点となる可能性も含んでいるものと考えている。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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