研究課題/領域番号 |
17K10329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
水田 一郎 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 教授 (20273641)
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研究分担者 |
工藤 喬 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 教授 (10273632)
望月 直人 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 准教授 (20572283)
三上 章良 大阪大学, キャンパスライフ支援センター, 准教授 (60301272)
竹中 菜苗 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 講師 (20510291)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 大学生の不登校 / 発達障害 / 精神疾患 / 青年期精神医学 / 大学生不登校 / 精神障害 |
研究成果の概要 |
近年、我が国の大学において学生の不登校が注目されている。大学生の不登校の背景要因として、これまでさまざまな心理社会的要因が探索されてきたが、発達障害や精神疾患に焦点を当てて系統的に調べた調査は存在しない。本研究は、この点に着目し、不登校学生の頻度、不登校の誘因・持続因・解消因、不登校学生に対する支援の現状と課題を明らかにすることを目的とした。結果として、不登校学生の頻度は2.3~2.7%であり、その背景に心理・性格的要因、精神障害、発達障害が多いこと、教職員が様々な形で彼らの支援に当たっていること、支援に際して様々な課題を感じていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の大学において学生の不登校が高頻度で見られ、その背景に発達障害や精神疾患が多く関わっていること、また教職員が彼らの支援において様々な課題を抱えていることが本研究から明らかになった。キャンパスにおいて、不登校学生の理解と支援を更に進める必要性がある。
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