研究課題/領域番号 |
17K10330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
朴 盛弘 鳥取大学, 医学部, 助教 (70739789)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 統合失調症 / 前頭葉機能 / 認知機能 / NIRS / サブタイプ / 難易度 / 認知機能障害 / 光トポグラフィ / 臨床評価 |
研究成果の概要 |
本研究は、統合失調症患者を対象に、認知機能障害サブタイプの同定の検討では、全般的認知機能領域障害群、全般的認知機能良好群と部分的認知機能領域障害の2群で、計4つの認知機能障害サブタイプが同定された。次の各認知機能障害サブタイプ間の脳機能比較では、特に難易度が高い認知課題である作業記憶課題遂行時のNIRS信号において、特に右外側において有意な違いを認めた。また、統合失調症患者の前頭葉機能に基づいて前頭葉機能異常サブタイプの同定と各サブタイプ間の認知機能の違いが認められた。統合失調症の異質性を解明することは、サブタイプに特化した治療法の開発などにつながる可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果は科学雑誌に投稿することで世界の科学者・創薬メーカーに知見を広め、認知機能を高めるための新たな介入法の開発に貢献できる可能性がある。また、学会・講演などの機会を利用して研究内容を発表できた。
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