研究課題/領域番号 |
17K10337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
吉見 明香 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (80738617)
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研究分担者 |
平安 良雄 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (70244324)
吉田 晴久 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (70784164)
浅見 剛 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (70623057)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳画像研究 / 精神科リハビリテーション / 統合失調症 / 頭部MRI / IMR / 疾患管理とリカバリー / 心理教育 / 疾病管理とリカバリー / 脳形態評価 / 脳機能評価 |
研究実績の概要 |
本研究は、重度精神障害者の精神症状及び生活の質の改善に有効性が示されている心理社会的介入プログラムである「疾病自己管理とリカバリー(Illness management and Recovery :IMR)が脳形態および脳機能に与える影響を検証するものである。IMRの有効性は検証されているが、その生物学的効果を検証した研究は少ない。本研究ではIMRを行うことが、脳の形態および脳機能に与える影響を検証する。重度精神障害、特に統合失調症では長期の経過に伴い、進行性の脳構造変化が伴うことが報告されており、IMRが脳構造変化を抑制する効果があり、脳機能への効果があることが実証されれば、今後のIMR普及の根拠となり、IMRの普及が重度精神障碍者の長期の予後を改善する可能性がある。統合失調症に罹患する対象者に対し、IMRを施行し、施行前後で頭部MRIを撮影し、その脳機能、脳形態への影響を検証する。IMRは通常10カ月程度の長期間の実施が必要である。通常治療と並行して対象患者は本プログラムを受講する。同時に対照群を設定し、同様の期間をあけて、頭部MRIを撮影し、IMR施行群との脳機能、脳形態の変化の差を検証する。 実施協力施設は主機関を含め、3施設となっている。いずれの施設でもIMR実施の体制を整え、IMR研修を終了したものが開始時にかかわり助言しながら実施することで、IMRの質を担保した。それぞれの施設の外来にてポスターや主治医への声掛けによって本研究への参加者を募集した。IMR実施期間には、対照群を応募している。本年度までに、33名の患者を登録し、27例にIMRを実施し、IMR脱落例、検査脱落例を除く19例に実施前後での評価を終えている。対照群6例のうち、3例の実施前後の評価を終えている。現在現在2名が一回目の評価を終えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究責任者の産休およびコロナ感染症の蔓延のため、一時プログラムを中断せざるをえなかった。また、対照群のリクルートを進めていたが、思っている以上に対象者を組み入れることができていない。さらに共同研究機関を増やしているが、やはり、対照群をくみいれるjことに難航している。
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今後の研究の推進方策 |
現在実施群の組み入れは終了とし、対照群の組み入れのみを実施している。さらに、研究参加者を募集することを加速するため、研究募集サイトでの応募を開始している。今後も継続的に対照群を組み入れていく。
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