研究課題/領域番号 |
17K10340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
福本 健太郎 岩手医科大学, 医学部, 講師 (00514407)
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研究分担者 |
八木 淳子 岩手医科大学, 医学部, 講師 (80636035)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | トラウマ体験 / 拡散尖度画像 / 神経発達障害仮説 / 拡散テンソル画像 / トラウマ / 神経発達 / 神経白質走行 / エピジェネティクス / 磁気共鳴画像 / DNAメチル化 / 白質内神経線維走 / 神経発達障害 / 脳内白質内繊維走行 / 核磁気共鳴画像法 |
研究成果の概要 |
本研究では児童精神科に通院する児童を対象に、拡散尖度画像(DKI)を撮像し、トラウマ体験の有無が白質神経線維走行変化に影響するか検証した。しかし研究期間を通して参加者を募集したが、トラウマ体験がない健常群の登録が難航したため、解析方法を再検討し、トラウマ体験がある児童に実施した認知療法開始前後での変化を検証することにした。研究期間内にトラウマ体験がある17名の児童(男児7名、女子10名、年齢の中央値14歳)より研究参加同意が得られた。解析した結果、治療前に比べ治療後にて、MK(mean kurtosis)、KR(radial kurtosis)値が有意に増加していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
統合失調症を一例に挙げると、治療介入時期が早期であるほど、予後が良好であることが知られている。早期介入に際し、発症脆弱性獲得のメカニズムやそのエンドフェノタイプを同定する必要があるが、いまだ研究途上である。本研究のテーマであるトラウマ体験が神経ネットワーク形成へ与える影響が明らかになり、バイオマーカーとして応用できるようになれば、今後の早期介入戦略において有益であると考える。
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