研究課題/領域番号 |
17K10346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
清野 仁美 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20595417)
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研究分担者 |
湖海 正尋 兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (70258143)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | うつ病 / 妊婦 / 対人関係療法 / 心理教育 / 妊産婦 / 産後うつ病 / 精神医学 |
研究成果の概要 |
我々は、無作為化比較試験にて周産期における心理教育、対人関係療法によるうつ症状の治療的効果を検証した。妊娠期において無作為に心理教育実施群、対人関係療法実施群に割付け、介入を実施した。評価としてEPDS、PHQ-9、HADS、SDSを、介入前、介入後にて実施し、各評価尺度のスコアの群間比較、経時的変化の評価を行った。介入群の比較では対人関係療法群において介入後のHADS-D(p=0.002)、SDS(p=0.01)、PHQ-9(p=0.002)で有意な改善を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人うつ病合併妊婦のうつ症状の改善に対人関係療法が有効である可能性が示唆された。一方、不安症状のスコアは対人関係療法群、心理教育群ともに改善が得られており、いずれの介入も有効である可能性が考えられた。
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