研究課題/領域番号 |
17K10364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
佐藤 修平 川崎医療福祉大学, 医療福祉マネジメント学部, 教授 (30325104)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 先天性心疾患 / 心臓CT / 放射線医学 |
研究成果の概要 |
先天性心疾患患児に対するDSCTを用いた低管電圧高速らせん撮影と逐次近似再構成法の有用性について後方視的に検討した。対象は5歳以下の先天性心疾患患児287症例である。得られた画像を従来のFBP法と、逐次近似再構成法であるSAFIRE法で再構成し、画質を比較評価した。SAFIREで再構成することによって、FBPで再構成された画像と比べて約20%のノイズ低減と、約25%のSNRの向上を得ることができた。また被曝線量については、実効線量が80kVp群に比べて70kVp群が有意に低値であったが、両群間でSNRに有意差は認めなかった。本撮影法および再構成法は先天性心疾患患児に対して有用と思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
逐次近似再構成法を用いることで低線量でもノイズの少ないCT画像を得ることができる。今回我々は、従来使用されているfiltered back projection (FBP) と、逐次近似再構成法の一つであるsinogram-affirmed iterative reconstruction (SAFIRE) それぞれで再構成された小児心臓CT画像を後向きに検討した。その結果、SAFIREによってノイズは低減し、画質は向上した。これによって被曝線量の低減が可能である。この撮像法は、手術の前後で複数回のCTを撮影しなければならない先天性心疾患患児にとって有益であると考えられる。
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