研究課題/領域番号 |
17K10379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
鶴崎 正勝 近畿大学, 医学部, 教授 (00379356)
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研究分担者 |
村上 卓道 神戸大学, 医学研究科, 教授 (20252653)
兵頭 朋子 近畿大学, 医学部, 講師 (40403836)
祖父江 慶太郎 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (90622027)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | CT / DECT / 放射線医学 / ヨード造影剤 / 肝線維化 / X線 / 肝臓 / 線維化 / エックス線 / CT / 肝硬変 |
研究成果の概要 |
米国GE社と共同開発したデュアルエナジーCTの物質分別技術によるヨードマップ画像を用い、慢性肝炎の肝線維化の程度を測定できるかを示した。病理学的に線維化の程度スコア化された臨床例において検証した。ΔLiver/Aorta指標が線維化とよい相関認め、従来用いられるMRIやUSによるエラストグラフィーだけでなく、ルーチン検査の造影ダイナミックCTを用い、侵襲的な肝生検による線維化判定を代用できる可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1. ウイルス性肝炎において肝線維化の非侵襲的な評価が可能になる. 現在,肝線維化診断には肝生検が必須であるが,CTというさらに簡便で侵襲の少ない検査法での評価が可能となることで,抗ウイルス治療前後など繰り返しの評価が簡便に行えるようになる.2. 客観性が高く,導入が容易である. 造影剤の肝への取り込みを絶対値であるヨード密度で定量・数値化するため,より客観性の高い測定ができる.また日常的に臨床使用されている造影CTの際に測定できる画像を用いるため新たな機器やソフトウェアの購入,特殊な条件設定が不要である上に再現性も高い
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