研究課題/領域番号 |
17K10382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
金山 洋介 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (60435641)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | α線標的治療 / 211At / 211At標識抗体 / radioimmunotherapy / decaborane / 64Cu / 抗体PETイメージング / 担がんマウス / 標的アルファ線治療 / At-211 / 抗体 / Cu-64 / プレターゲティング / PET / アスタチン / 標的アルファ線療法 / アスタチン211 / α線治療 / 放射線免疫療法 |
研究成果の概要 |
α線放出核種211Atを用いた放射線免疫療法の実現に向け、抗体分子への211At標識法と標識抗体の体内動態、腫瘍集積について検討するとともに、体内動態・分布を推定・追跡可能とする64Cu-PETイメージング法についても検討した。211At標識後の疎水性増大を緩和するため、PEG含有リンカーを使用することで64Cu標識抗体と同等の高い血中滞留性、腫瘍集積性を有する211At標識抗体の作製に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
α線放出核種の中でも加速器製造が可能で娘核種による副作用の心配がない211Atは標的α線治療法実用化に向けた期待が高い。しかし211At標識抗体の作製には課題も多いため、本研究において静脈注射後の高い腫瘍集積性を実現した211At標識抗体作製法に関する情報は有用と思われる。また211At標識抗体の動態を予測するためのセラノスティクス手法の確立もまた実用化に向けた重要な要素であり、既に標識抗体のPET臨床試験も実施されている64Cuイメージングが活用できれば、応用性が広がると考えられる。
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