研究課題/領域番号 |
17K10392
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
洞口 正之 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (20172075)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 放射線 |
研究成果の概要 |
X線透視撮影下によるInterventional Radiology(IR)は、患者の救命や生命予後改善等に有用であり広く普及しているが、IR時の被曝線量増加が問題となっている。さらに医療被曝に対する国民の関心は高い。そこで当研究課題では高機能リアルタイム被曝線量計の開発を行うことが目的である。高感度小型検出部を開発しさらに線量データ通信機能を備える等の多機能型高感度リアルタイム線量測定システムへの展開を行った。その結果、開発したX線検出部(小型センサー)は良好な特性があることを確認し、さらに開発した多機能型高感度リアルタイム線量測定システムの基本性能は良好であることが分かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IR時の被曝線量増加が問題となっている。さらに医療被曝に対する国民の関心は高い。また厚労省は「診療用放射線の安全利用の為の指針策定に関するガイドライン(医政地発1003)」を発出し、X線診療での線量記録や被曝説明等の対応が求められている。以上から当研究の成果は社会的意義が大きいと考える。一方、当研究成果の一部は既に論文をして学術雑誌に掲載されており、さらに特許出願も行っていること等から、学術的意義およびオリジナリティーがあると考える。
|