研究課題/領域番号 |
17K10401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
木戸 晶 京都大学, 医学研究科, 助教 (80595710)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | MRI / 胎盤 / IVIM / T2値 |
研究成果の概要 |
胎盤MRIから得られる定量値と妊娠転帰の相関を検討した。当初対象とした妊娠高血圧症候群患者の数が限定的で検討に十分な症例数を得られなかったため、対象を限定せずに評価。68例の単体妊娠につき、intravoxel incoherent motion(IVIM)から導かれる定量値f値・D*値・D値、及びT2値、胎盤厚、と妊娠転帰不良(低出生体重、緊急帝王切開、早期産)を超音波検査の脈拍係数(PI)を基準として比較検討。結果、T2値(Z-score)とIVIM(f値)は、低出生体重や妊娠転帰不良との強い相関が認められた。T2値・f値は、胎盤機能障害を予測するバイオマーカーとなりうると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非侵襲的かつ客観的検査であるMRI検査において、非造影で得られる定量値が妊娠転帰と相関することが明らかとなり、出産前に胎児の状態を定量的に知ることができ、出産時に生じうる問題への対処が可能となると考えられる。
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