研究課題/領域番号 |
17K10404
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大西 裕満 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (20452435)
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研究分担者 |
堀 雅敏 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (00346206)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | イメージングバイオマーカー / 磁気共鳴画像 / 実効横緩和率 / R2*値 / 肝 / 鉄含有量 / 核磁気共鳴画像(MRI) / 鉄 / 肝臓 |
研究成果の概要 |
磁気共鳴画像(MRI)には脂肪成分を正確に定量するための技術として、Confounder-Corrected Chemical Shift-Encoded MR Imagingという撮影方法がある。この撮影データからは組織の実効横緩和率(R2*値)のデータも得ることができる。実効横緩和率(R2*値)は組織における鉄沈着と非常によく相関することが知られている。本研究では、肝臓の実効横緩和率(R2*値)の健常成人における正常基準値を求め、また、性別や年齢との相関について解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鉄の過剰蓄積は健康に害を及ぼすことがわかっており、体内の鉄を正確に把握することは重要である。磁気共鳴画像(MRI)における実効横緩和率(R2*値)は組織における鉄沈着の評価に非常に優れている。しかしながら、それを医療に応用するためにはまずその正常基準値を求める必要がある。本研究課題で求められた正常基準値を用いることで実効横緩和率(R2*値)による体内の鉄の臨床的な評価が可能となる。このことは関連する疾患の適切な診断および治療方針の決定につながるものと考えられる。
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