研究課題/領域番号 |
17K10429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
三浦 弘行 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (10271826)
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研究分担者 |
金子 高英 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20333718)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 皮膚悪性腫瘍 / センチネルリンパ節 / 核医学 / 時間放射能曲線 / 画像診断 / 加算画像 |
研究成果の概要 |
皮膚悪性腫瘍に対するセンチネルリンパ節(SLN)の核医学的生検において、センチネルリンパ節の新たな判定法としての時間放射能曲線の解析や加算画像の作成を試みた。 またリンパ流やリンパ節のパターン解析、原発部位とセンチネルリンパ節の部位、部位毎の動態像の必要性の有無、放射線科医の寄与、部位毎の時間放射能曲線の解析、SLN転移の有無、SLN転移陽性例での廓清時の転移の有無における経過観察の画像検査(CT、MRI、FDG PET/CT)での再発や転移の頻度に関する検討、などを纏めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚悪性腫瘍例におけるセンチネルリンパ節(SLV)の核医学的検出において、動態像および時間放射能曲線の解析によって診断能が向上するのを確認した。それにより従来に比して過不足のない生検が行うことが可能と考えられる。 SLNの核医学的検出施行例の経過観察画像を解析し、SLN転移の有無や、SLN転移陽性例での廓清時の転移の有無で、再発や転移の頻度に有意差があるのを確認し、診療方針決定の上での有用な情報が得られた。
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