研究課題/領域番号 |
17K10483
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐々木 智成 九州大学, 医学研究院, 准教授 (10380437)
|
研究分担者 |
大賀 才路 九州大学, 大学病院, 助教 (90380427)
吉武 忠正 九州大学, 医学研究院, 講師 (40452750)
浅井 佳央里 九州大学, 大学病院, 助教 (40635471)
平田 秀成 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (90721267)
野元 諭 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90258608)
本田 浩 九州大学, 大学病院, 教授 (90145433)
塩山 善之 九州大学, 医学研究院, 教授 (10323304)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | I-IIA期非小細胞肺癌 / 体幹部定位放射線治療 / 化学療法 / 症例登録 / 手術拒否 / 認容性試験 / 肺癌 / 非小細胞肺癌 |
研究成果の概要 |
I-IIA期非小細胞肺癌症例を対象に内服化学療法併用体幹部放射線治療の認容性試験を実施した。1年間で18例の症例集積を予定していたが、競合する臨床試験や昨今の癌の遺伝子診断による治療選択の普及の影響もあり、化学療法併用が可能な症例が予想以上に少なく、当初4施設の参加施設にさらに2施設を追加し、登録期間を1年延長したものの、最終的に1例のみの登録しか得られなかった。体幹部定位放射線治療をもちいた治療開発は線量を増加する方向ですすめていく必要があると考えられた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨床病期I-IIA期非小細胞肺癌症例に対する体幹部定位放射線治療において化学療法を併用することで治療強度を増強する治療戦略を考案し、その認容性試験を企画した。当初予定したよりも症例集積が進まなかった。これは本試験が対象とする集団がこれまでよりも手術治療を選択していることや相対的に化学療法の併用が困難な症例が現在の対象集団となりつつあることを示していると考えられた。今後、体幹部定位放射線治療による治療開発には併用療法よりも単純な線量増加試験を行っていくことが現実的と考えられる。
|