研究課題/領域番号 |
17K10524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
小野 聡 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (30531355)
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研究分担者 |
尾田 高志 東京医科大学, 医学部, 教授 (90531187)
木下 学 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 免疫・微生物学, 教授 (70531391)
宮崎 裕美 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 外傷研究部門, 助教 (30531636)
山田 宗治 東京医科大学, 医学部, 准教授 (10625164)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外科侵襲 / 敗血症 / 免疫麻痺 / エンドトキシン吸着療法 / compromised host / 免疫不全 / CD4T細胞 / PD-1 / 制御性T細胞 / エンドトキシン吸着カラム / エンドトキシン / IFN-γ / 単核球 / PD-L1 / 白血球分画 / サイトカイン / CD4陽性T cell / regulatory T cell / CD4+T cell / sepsis |
研究成果の概要 |
大手術後や外傷後は著明な炎症反応が引き起こされるが、その後には免疫機能低下による易感染状態になる。その際、感染を引き起こすと重症化し敗血症の病態に陥ることが多い。現在敗血症時の免疫麻痺状態に対して有効な治療法が存在しない。我々は敗血症性免疫不全の病態を解析しその対策を講じることが敗血症患者の長期予後を改善することができる考えている。その一つの方法として、現在癌治療において効果を認めている免疫チェックポイント阻害薬や血液浄化療法、特にエンドトキシン吸着療法が有効と考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、compromised hostに対する高度手術侵襲や重症敗血症などの外科侵襲によって引き起こされる重篤な病態、特に免疫麻痺について、免疫担当細胞の機能を網羅的に分析し、その発生機序や重症度、短期・長期予後を予測し、さらには予測因子の解析から新規治療法の確立を目指すことがj重要な点である。さらに本研究で予想される結果は、外科的侵襲患者の免疫機能を前もって評価し術後感染症、さらには重症敗血症患者の生命予後を予測しその対策を講じるために有用な免疫学的因子を明らかにすることが可能な研究である。
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