研究課題/領域番号 |
17K10570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
古川 孝広 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 非常勤医員 (70444916)
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研究分担者 |
土井 俊彦 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 科長 (20522907)
設楽 紘平 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医長 (20730419)
藤井 誠志 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, ユニット長 (30314743)
原野 謙一 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (80627258)
内藤 陽一 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (90590373)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | トリプルネガティブ乳がん / TIL / 亜分類 / TNBC / 免疫染色 / TILs / predictor / pCR / トリプルネガティブ乳癌 / 遺伝子発現 / 腫瘍浸潤リンパ球 / 免疫機能解析 |
研究成果の概要 |
乳癌患者の治療効果予測として、腫瘍浸潤リンパ球(TILs)高値が抗腫瘍免疫の指標として指摘されている。本研究ではTILsやそのサブセットの免疫染色(IHC)を行ない治療効果予測・予後予測となるか、ひいては腫瘍部における免疫細胞がどのように抗腫瘍効果を発揮するかを明らかにする。TNBC は遺伝子発現データで亜分類されるようなヘテロな腫瘍であり、IHCを用いたTNBC亜分類に加え、TILs サブセットを介して免疫チェックポイント阻害剤の効果の期待できる対象が出現するかを探索的に検討する。 高TIL(TIL40%以上)および高ki-67(40%以上)はpCRと関連していました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TNBCは比較的稀な乳がんであるが、遺伝性乳がん卵巣癌症候群のBRCA1遺伝子の変化との関わりが強いことなど、若年性乳がんでの発症が多い。AYA世代における乳がんは、結婚や出産などのライフイベントの多い時期であることからも、早急に対応が必要な疾患である。我々の研究はこのTNBCの亜分類を行い、将来的な個別化医療につながる研究となり、新薬開発にポジティブな影響を与える可能性がある。
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