| 研究課題/領域番号 |
17K10592
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
消化器外科学
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| 研究機関 | 高知大学 |
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研究代表者 |
並川 努 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (50363289)
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| 研究分担者 |
前田 広道 高知大学, 医学部附属病院, 特任講師 (20437734)
小林 道也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (30205489)
花崎 和弘 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (30240790)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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| キーワード | 胃癌 / 光線力学的診断 / 5-アミノレブリン酸 / 光感受性物質 / 診断腹腔鏡検査 / プロトポルフィリンIX / 光力学診断 / 診断腹腔鏡 / 癌 / 外科 / 可視化 / 画像 / 手術 / 光感受性物資 / 光力学的診断 / 内視鏡 |
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| 研究成果の概要 |
胃癌治療において、病変範囲を的確に診断することは切除範囲決定に際し重要であるが、従来法では病変を十分にとらえきれない限界もある。本研究の目的は胃癌に対する5-アミノレブリン酸 (5-ALA)を用いた光力学的診断法を実施し、5-ALA投与の安全性評価と臨床的有用性を検討することである。励起光の照射に伴い蛍光強度が減衰するphotobleaching現象のため内視鏡的粘膜切除後の評価は困難であったが、手術によって摘出された胃癌組織が5-ALA投与により腫瘍特異的に蛍光を発することを確認し、治癒切除不能進行胃癌の診断腹腔鏡検査において通常光観察では観察が困難な腹膜播種が検出できる可能性が示された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦において、悪性新生物による死亡率は高く、その中でも胃癌の占める割合は非常に高い。胃癌治療において、病変の範囲を的確に診断することは切除の範囲を決定する上でも重要であるが、従来法では十分にとらえきれないこともあるため、本研究で新規の光力学的診断法の有用性が示唆された。5-アミノレブリン酸 (5-ALA)は、天然のアミノ酸で広く動植物に含まれているため投与に際して有害事象も少ない。また、胃癌の診断腹腔鏡検査において、この5-ALA を利用した光力学的診断を付加することにより腹膜転移の診断精度の向上に寄与することができれば、より正確な治療適応の判断、治療成績の向上が期待できるものと思われる。
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